自宅サロンのメリット・デメリット
女性の美と幸せを応援する小樽エステ【経絡エステサロン凛】の宮腰です。
「自宅サロンのメリット・デメリットを教えてください」
受講生様よりこのようなご質問を頂きました。
いつからでしょうか、自宅サロンをされている方が多くなりました。私もその一人です。
ここ銭函で自宅サロンを初めて18年になりますが、それまでは痩身サロン勤務と美容室経営も経験しています（一応、美容師免許も持ってます）
なので、雇われる側/雇う側、テナント/自宅サロン。それぞれのメリット・デメリットは身を持って感じている訳ですが、私の思う自宅サロンのメリット・デメリットをお話しさせて頂きますね。
これから開業したいとお考えの方にも少しでも参考になれば嬉しいです＾＾
【自宅サロンのデメリット】
＊家族の理解と協力が必要
家族がいらっしゃる方は、外で働く場合ももちろん理解と協力は必要なことだと思いますが、家族がくつろげる場である自宅にお客様をお呼びする訳ですから、きちんとルールなどを決めることが必要かと思います。
自宅をサロンにするというと、ご主人は何となく趣味程度に思ってしまう例もあるようですので、事前にご自分がどれだけ真剣に考えているかの意思表示をしっかりとすることも大事ですね。
＊生活感が出やすい
自宅サロンを作る上でここは最重要ポイント。
サロンに使用するお部屋だけでなく、玄関やトイレ、廊下や階段など、家族が使う部分とお客様をお通しする部分が共有になる場合は、生活感が出ないような配慮が必要です。特に小さなお子様がいる方の場合は物が多くなりがちだったり、あちらこちらに散らばったりで大変かと思いますが、目に見えないような工夫が必要になってきますね。
生活臭もNG。家の臭いって自分ではわからないですからね。お料理の匂いも長時間残りがちなので、気をつけたいところです（特にカレーや焼き魚の匂いは残ります汗）
＊オンオフの切り替えがしずらい
出勤がない分、仕事とプライベートの切り替えが難しいのも自宅サロンのデメリットの一つではないかと思います。
特に、開業したての頃はご予約が埋まらない日もあるかと思います。そんな時にどう過ごすかが、その後に大きく影響しますね。
お客様が来なくても営業時間には仕事モードにして、サロン内のお掃除をする、ブログを書く、SNSの投稿をする、ニュースレターを書く、チラシを作成する、カルテの見直し…など、施術ではないお仕事も個人事業主には沢山ありますから、営業時間内は仕事！！と決めることが大切ですね。
【自宅サロンのメリット】
＊開業費用・毎月の固定費が安くすむ。
自宅サロンの最大のメリットは何といってもこれです。
私は20代の時に元夫と美容室を経営していたことがあります。路面店で開業資金が200万超。毎月のテナント料１６万。そのほか、水道光熱費に人件費…。売上がある程度あっても毎月の固定費だけでかなりな額でしたので、手元に残るお金は大きくありませんでした（今思えば経営も下手すぎました…^^;）
エステの場合は美容室と違ってマンションの一室でも開業できるので開業費用はそれほどかかりませんが、それでも毎月の家賃と水道光熱費・駐車場代など安くても月１０万はかかるでしょう。
そこを安く抑えられるのは大きいですよね。
メリット・デメリットはこんな感じでしょうか。
いずれにしても、1番大切なのは”箱”ではなく、どんな想いでサロンするのか、どんな想いでお客様をお迎えするのか？これではないでしょうか。
以前、何かのブログで「自宅サロンをしている人は考えが生ぬるい」みたいな記事を読みました。確かに一部には「簡単に開業できるから。パートするより稼げるから」みたいな感覚で始める方もいると聞きますが、自宅サロンでもしっかりと経営という認識を持って、お客様に喜んで頂ける努力をされている方の方が多いと私は思っています。
少なからずとも私の周りにはそういう方達ばかりです＾
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